2009年03月08日

失業保険給付に必要な退職理由

退職理由には会社都合と自己都合の2種類があり、失業保険を多く受け取れるのは会社都合の方です。
失業保険給付は、退職理由がどちらかによって、給付期限と給付日数などに明確な違いがあります。

例えば、毎月の残業時間が80時間にもなるのに、会社が意図的にタイムカードの残業時間を20時間以下に減らしたり操作されることも実例としてあります。そのことが退職の理由となる場合は、当然会社都合と認定されます。
その場合、労働監査局の監査が入ることもあり、ハローワークは直接企業に連絡を取って事実確認をしたり、勤務者のタイムカードの記録を証拠としたりします。

自己都合で退職した時は、給付制限が設定されます。
初回の失業認定日がいつになるかを計算をすると、失業保険の申請をした4ヶ月後に最初の振込みがある計算になります。
ということで、3ヶ月間は失業手当が振り込まれません。

会社の都合で退職されられた場合の会社都合は、給付制限は設けられていません。

受給申請の手続きをした後、7日間の待機期間経て支給となります。
実際に振り込まれるのは、失業保険の申請をした1ヶ月後です。

自己都合の場合、の所定給付日数は、雇用保険の加入期間が10年未満だと90日、10年以上は120日、20年以上の場合だと150日というのが所定給付日数です。
会社都合の場合の所定給付日数は、離職時の加入年数と年齢で決まります。

例えば、45歳以上60歳未満で勤続日数10年以上の場合、最低270日間は給付されます。
同じ条件で退職理由が自己都合ですと、120日とかなり少なくなります。
期間だけを考えてみても、自己都合に比べて会社都合が退職理由になっている場合は、倍以上の期間で給付を受けることができます。
posted by 物知り博士 at 13:00| 失業保険の手続き