2009年03月21日

有給休暇を消化する時の注意点

会社を退職する時は、あと何日有給が残っているのかをちゃんと確認しておきましょう。
勤務している時は、自分のわがままを会社に通すのはなかなか難しいものがありますが、辞めるとなったらそれもわがままも言いやすいものです。

時間があくと言いづらくなるかも知れないので、自分に退職の意思があって会社側に退職することを告げた当日に、有給の話ができるとよいでしょう。しかし、それでも有給を使うことを言いづらい人のために、少し基礎知識が必要となります。

有給とは、当然こちらの一方的な意思表示によって効果が発生するもので、「形成権」とも言われています。
難しい話になりますが、一度有効な形で年休の申し出を受けた場合は、原則として会社は断れないのですが、年休使用者が通常の努力をしても会社の事業における正常運営を妨げてしまう場合は、会社側としては「別の日にしてくれ!」と言うことが可能で、これを法律的に「時季変更権」といいます。
話し合いをしてもどうしても会社側が有給休暇を与えない場合は、相談(労働基準監督署)する事ができます。

つまり、労働基準法によって退職する時期に有給休暇を消化することは決まっているので、法律的には何の問題もないのです。
辞めるときに「退職する時は有給など使えません」と言う会社は、問題があってそれは法律違反になります。

最近では、「退職は○日付けですが、△日からは有給消化でもう出社しません」という言い方が普通となっている基準値の会社もあります。
言い方には多少問題はあるかも知れませんが、そういうケースもあることを知っておいた方がよいですね。

法律的に、最後まで争うことになると会社が負けるのは確実ですが、なるべくならスムーズに有給が消化できると良いですね。
posted by 物知り博士 at 13:00| 失業保険と就職活動